宅浪に向いている人の特徴【判断基準を3つの視点から解説】

不安な人
不安な人

宅浪に挑戦したいけど、自身がない…

自分は宅浪に向いてるのかな?

宅浪の向き不向きの判断基準が知りたい。

大丈夫です。
この記事を読んだ後には、自分が宅浪に向いているのか判断できます。

私の自宅浪人経験

記事の最後にはコメントを受け付けています。勉強の愚痴、質問、記事の感想など、なんでも書き込んでください。できるだけ返信します。私でよければなんでも受け止めるので、辛くなった時には吐き出してください。

知識ゼロからスタートし、E判定から逆転合格した私が、自宅浪人に向いている人の特徴を紹介していきます。

宅浪に向いている人の特徴

自宅浪人に向いているかどうかは「環境」、「勉強」、「性格」の3つで決まります。

「環境」、「勉強」、「性格」の3要素は、宅浪の継続率・成功率に大きく影響を与えるからです。それぞれの項目について、自宅浪人に向いている人の特徴の具体例を紹介していきます。

環境編

まずは、宅浪に向いている人の環境面での特徴を紹介します。どんなに努力家でも自宅浪人をする上での環境が整っていなければ、自宅浪人はできません。

①時間の確保
勉強に使う時間を確保できる人(1日6~8時間以上)

②経済状況
安心して宅浪生活を送るための費用がある人

具体的には、衣食住などの生活基盤、参考書代、模試代受験費用などです。模試代や参考書代など自宅浪人の費用の目安は10万円です。(衣食住や受験費用を除く)

宅浪の費用については、下の記事で解説してるので参考にしてみてください。
【お金がない人だけ見て】自宅浪人の費用を徹底解説【7つの節約術も】

③家族との関係
家族が精神的にサポートしてくれる、もしくは勉強の邪魔をしてこない人

④勉強場所
家から通える図書館やカフェがある人

勉強編

続いて、宅浪に向いている人の勉強面での特徴を紹介します。「勉強編」では、現在の自分と志望校/将来やりたいことと向き合ってみましょう。

①目標の明確さ
志望校や将来やりたいことが明確にあり、強い意志がある人

②現状と志望校の差
現状と志望校の差を1年間の自宅浪人で埋めることができる人

そう言われても判断が難しいと思いますが、明らかに目標が高すぎる志望校でなければ大丈夫です。以下を参考にしてみてください。

これまで全力で勉強をしてきて、あと一歩のところで受験失敗した人
レベル7 → レベル9まで伸ばせる

中学までは勉強していたが、高校では勉強をほとんどしてこなかった人
レベル2 → レベル6まで伸ばせる

あくまでも目安ですが、後者の方がのびしろは大きいので、少し高めに目標設定しても大丈夫なイメージです。

性格編

最後に、宅浪に向いている人の性格面での特徴を紹介します。生まれつきの性格は、宅浪をする上でのモチベーションに大きく影響します。

①内向的か外交的か
どちらかというと内向的な人

内向的な人は、学校や予備校ではメンタルを消耗することが多いからです。内向的な人とは以下のようなイメージです。

内向的な人
内向的な人

人と関わりでエネルギーを消耗
1人でいることが好き/苦ではない

②努力できるか
目標に向かって努力をした経験があり、その時やりがいを感じた人

夢とか目標なんて持ったことないよ…という人もいるかもしれませんが、以下のようにどんなに小さな努力の経験でも大丈夫です。努力しているとき、努力をした後にどんな気持ちになりましたか?

  • 部活動で試合に勝つために全力で練習してきた
  • 中学のテスト勉強で目標を立ててコツコツと勉強していた

③人生どうにかなる精神
「人生どうにかなる!」という精神を持っている楽観的な人

具体的には「他人と自分を比べない、前向き、チャレンジ精神がある、失敗しても落ち込まない」といったイメージです。

シチュエーション1:予備校か宅浪か決意するとき

悲観的な人
悲観的な人

失敗したらどうしよう…

不安で行動できない

楽観的な人
楽観的な人

リスクはあるけどなんとかなるだろう

とりあえず行動してみよう

シチュエーション2:計画が崩れた時

悲観的な人
悲観的な人

全然計画通りにできてない…もうダメだ…

楽観的な人
楽観的な人

4日ぐらい勉強休んじゃったけど…

また始めればいいや!頑張ろう

ここまで宅浪に向いている人の特徴を紹介してきましたが、「すべての項目に当てはまってないといけないの?」と思った人もいると思います。

続いて、どの程度当てはまっていればいいのか、判断基準を紹介していきます。

自分は自宅浪人に向いているのか【判断基準を解説】

結論から言うと、上記の「宅浪に向いている人の特徴」で説明してきた「環境」、「勉強」、「性格」の条件をバランスよく満たしている人が宅浪に向いています。

どれか1つでも欠けていたら、自宅浪人のリスクはかなり高まります。とはいえ、全ての項目ではなく「環境」、「勉強」、「性格」それぞれの項目にどれか1つでも当てはまっていたら大丈夫です。

下の表で、自分が自宅浪人に向いているのか判断してみてください!

例外として、「環境編」の2項目は必須条件にしています。それ以外はどれか一つを満たしていればOKです。

「自信がない」は宅浪に向いているかどうかに関係ない話

宅浪に向いている人の特徴に「自身がある人」は含まれていません。ぶっちゃけ自宅浪人は、やってみないと分からないし、勉強するほど自身はついてくるからです。

根拠のない自信を持つことも大切です

「根拠のない自信」は行動につながるからです。行動すれば根拠のない自信から「根拠のある自信」に変わっていきます。

「根拠のない自信」は、宅浪に向いている人の特徴の「環境編」でも紹介した楽観的な人が持っている精神です。

私は、高校時代に勉強してなかっただけで、やればできるんじゃないか?という「根拠のない自信」を持ち宅浪を始めました。そして、毎日勉強を重ね、試験の前日には「こんなに勉強してきたから大丈夫」という「根拠のある自信」が生まれました。

結論として、宅浪に自信は必要ないですが、自信がないと前に進めないという人は、まずは「根拠のない自信」を持ってみましょう。

宅浪を決意した人へ

宅浪を決意した人はさっそく行動しましょう。以下の記事で4月にやるべき10のことを紹介しているので、まずは読んでみてください。
【保存版】自宅浪人のスタートガイド【4月にやるべき10のこと】

あなたの宅浪LIFEを応援しています。

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