【保存版】自宅浪人のスタートガイド【4月にやるべき10のこと】

不安な人
不安な人

宅浪を決意したけど、なにから始めていいか分からない。いきなり12時間勉強とか無理…4月にやるべきことを教えて欲しいです!

まず始めに、いきなり参考書を買うのはやめてください。
いきなり10時間勉強、すでに無理ゲーです。

この記事を読むことで、4月にやるべきことがステップごとに分かり、宅浪のスタートダッシュが切れます。

記事の内容

  • 【保存版】自宅浪人生が4月にやるべき10のこと

私の自宅浪人経験

記事の最後にはコメントを受け付けています。勉強の愚痴、質問、記事の感想など、なんでも書き込んでください。できるだけ返信します。私でよければなんでも受け止めるので、辛くなった時には吐き出してください。

知識ゼロからスタートし、E判定から逆転合格した私が、自宅浪人生のスタートガイドを解説していきます。

ちなみに、「4月にやるべき10のこと」というタイトルですが、何月でもOKです。宅浪を決意したのが5月なら、「5月にやるべき10のこと」だと思って読んでみてください。

【保存版】自宅浪人生が4月にやるべき10のこと

それではさっそく、自宅浪人生が4月にやるべきことをステップ①から⑩まで紹介していきます。1日で全てやろうとせず、1つ1つのステップと向き合い時間をかけて取り組んでみましょう。

ステップ①:合格手帳を買う

【断言します】合格手帳なしで、宅浪成功はキビシイです。

合格手帳のメリットは2つです。

  • 簡単にスケジュール管理ができる
  • 勉強時間の可視化により、モチベーションが維持できる

そもそも「合格手帳」とは、年間・月間・1日のスケジュール管理や、目標設定ができる受験生のためのスケジュール帳です。

不安な人
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手帳とか日記って、どうせ続かないんだよね…

ぶっちゃけ合格手帳が続かないようでは、宅浪も続きません。どんなにやる気が起きない日でも、毎日必ず合格手帳だけは続けましょう。合格手帳に行動を記録し、振り返りながら、勉強を続けることで必ず合格に近づきます

今すぐ合格手帳を買いに行きましょう。

ステップ②:誘惑を封印する

「ダンボール封じ込め作戦」で、誘惑を封印しましょう。勉強の誘惑となるものが、目に見えるところに置いてあるだけで、集中力は低下するからです。

手順は3つ、超簡単です。

手順①:大きめのダンボールを用意
手順②:ダンボールの中に、勉強の誘惑となりそうなものを入れる
手順③:「合格するまで開封厳禁」と書き、ダンボールに封をする

優柔不断な人
優柔不断な人

ダンボールになにを入れればいいのか分からない…

ダンボールに入れるべきものは、卒アル、マンガ、雑誌、なぜか置いてあるインテリア…など勉強の妨げ・誘惑になるものです。とにかく部屋をシンプルにするイメージで片付けましょう。

ただし、勉強の息抜きになる最低限の趣味は残しておいてOKです。例えば、マンガが勉強の妨げではなく、息抜きになるなら、残してOKです。

もう一度言いますが、勉強の誘惑が生まれる前に「ダンボール封じ込め作戦」で対策をしておきましょう。先手必勝です。

ステップ③:スマホ断捨離

スマホ断捨離をするだけで、スマホ時間を大幅に減らせます。勉強する上で、1番誘惑となるのはスマホですよね。スマホって、めちゃくちゃ身近にあって、手っ取り早い勉強の逃げ道になるんです。

具体的にするべきことは3つです。

手順①:アプリを整理
だらだら続けてるゲームや、1年間で絶対使わないアプリを削除しましょう。YouTubeはアプリではなくブラウザから検索して見るのがおすすめです。

手順②:LINEの友達を整理
ふだん連絡を取らない友達はいったん「非表示」にしましょう。

手順③:スマホを使う時間を決める
スマホを触ってはいけない!と思うとつい触ってしまいます。そのため、あらかじめスマホを使う時間を決めておきましょう。

ちなみに、「スマホは1日30分しか使わない」と宣言しても絶対に守れません。「21:00になったらスマホを自由に使える」と思う方が、スマホ時間をストレスなく減らせるので、以下を参考に決めてみてください。

悪い例:1日30分だけスマホOK
良い例:12:00~13:00と21:00~22:00だけスマホOK

スマホ断捨離をして、勉強の誘惑を最小限にしましょう。

ステップ④:目標を書き出す

ついに1年間の目標を立てるステップにたどり着きました。このステップは、サラッと終わらせるのではなく、しっかり自分と向き合い3つの目標を立てましょう。

1つ目:最終目標
「〇〇大学に合格」や「共通テストで7割を取る」など具体的な目標を立てることで、ゴールから逆算して計画を立てることができます。

まだ志望校が決まってないという人は、今の段階で、挑戦したい大学やあこがれの大学などから1つ決めましょう。
目標を立てる上で、志望校を決めることは避けて通れません。

2つ目:最終目標を達成するための目標
「週5日は必ず7時間以上勉強する」や「毎朝6時に起きる習慣をつける」など、最終目標を達成するために、すべきことを目標にしましょう。

3つ目:大学入学後の目標
勉強のモチベーションのための目標なので、「彼女をつくる」や「推しのライブに行く」などなんでもOKです。

必ず3つの目標を立ててから、次のステップに向かいましょう。

ステップ⑤:年間スケジュールを立てる

ステップ④で決めた最終目標を達成するための、年間スケジュールを立てましょう。年間スケジュールを立てることで、合格までの道筋が見えてきます。

手順は3つです。

手順①:1年を「基礎・応用・実践」に分割
1年を3つの期間に分割し、それぞれの目標を立てましょう。どのぐらい基礎にかける時間が必要なのか、過去問を解く時間が必要なのか、自分に合ったスケジュールを考えてみてください。

計画の具体例を1つ紹介します。

基礎:4月~7月 「生活リズムを確立し、基礎固めに特化する」

応用:8月~10月 「二次試験の過去問が解けるまでレベルアップ」

実践:11月~3月 「過去問を5年分解き、分からないところはその都度、復習する」

手順②:それぞれの期間ですべきことを書き出す
それぞれの期間で使う参考書や問題集をピックアップし、何周する必要があるのか書き出しましょう。参考書の選び方は、次のステップ⑥で紹介しています。

応用・実践で使う参考書まで想像できないよ….という人は、まずは基礎編で使う参考書で計画を立ててみてください。

手順③:計画を月単位に落とし込む
手順②で立てた計画をもとに、1カ月ごとの計画を立てましょう。まずは4月分の計画を立てればOKです。

「青チャートを2周する」など参考書をメインに具体的な目標を立てることで実行に移しやすいです。

ステップ⑥:参考書・過去問を買う

年間スケジュールを立てたら、参考書を買いに行きましょう。

参考書選びのポイントは、とにかくモチベーションが上がる参考書を買うことです。参考書は1年間のあなたのパートナーです。みんなが使ってるから何となく…という理由で買うと後悔します。

こんな参考書の選び方は要注意

  • 今の自分には難易度が高すぎる
  • 人気の参考書だけど、デザインが好きじゃない
  • やる気に満ちあふれたまま、大量に参考書を購入

どんな参考書が自分に合っているか分からないという人は、本屋さんで実際に手に取ってみましょう。何周もしたくなるぐらい「モチベーションが高まる」参考書なのか自分の目で確かめて買ってください。

ステップ⑦:1日のスケジュールを立てる

ステップ⑥で参考書を手に入れたら満足するのではなく、さっそく1日のスケジュールを立てましょう。手順を3つ紹介します。

手順①:起きる時間と寝る時間を決める
手順②:1日を3分割する
手順③:1時間単位でスケジュールを作成

手順②では、1日を「午前・午後・夕方(夜)」の3つに分け、それぞれの勉強時間と勉強場所を決めましょう。家 → 図書館 → 家など勉強場所を切り替えるのがおすすめです。

「もしも」を想定した複数のパターンを用意しよう

「もしも」を想定することで、計画崩れを防ぐことができます。

・図書館が休みの日
・休息日(午前だけ勉強など)
・どうしてもやる気が出ない日

詳しい1日のスケジュールの立て方は、以下の記事で紹介しています。
【再現可能】10時間勉強できる宅浪の1日のスケジュールを紹介

ステップ⑧:1日だけ10時間勉強してみる

1日の勉強スケジュールを立てたら、さっそく10時間勉強してみましょう。いきなり?と思った人もいるかもしれませんが、1日だけです。

1日だけ10時間勉強してみると、8時間や6時間の勉強が「意外といける」感覚になります。

10時間勉強できた!という自信をつけるためにも、まずは1日10時間勉強にチャレンジしてみましょう。10時間勉強するだけでなく、合格手帳に1日の行動記録をつけ、振り返り感想を書くところまで忘れないでください。

ステップ⑨:日々勉強しつつ、合格手帳に毎日の生活を記録

あとは、日々勉強し合格手帳に記録するだけです。とはいえ、このステップが最も地味で最も難しいです。

勉強時間が8時間の日も0時間の日もあると思いますが、必ず合格手帳に記録しましょう。そして、「今日は何時間勉強できたのか?」、「なぜ今日は勉強をサボったのか」など1日の自分を振り返り、対策を考えましょう。

勉強を休む日が3日続いても、自己嫌悪に陥る必要はありません

自己嫌悪に陥るのは、ぶっちゃけ時間の無駄です。
3日勉強しなかったぐらいで、人生終わりません。4日目からまた始めればいいんです。受験まで300日あるとして、300日中の3日なんてほんのわずかです。4日目から立て直せば大丈夫です。

ステップ①でも言いましたが、合格手帳が続かない人は宅浪も続きません。勉強した日もサボった日も、必ず合格手帳に記録し、毎日振り返りを行いましょう。

ステップ⑩:4月の振り返りと来月の目標設定

ここまでお疲れ様でした。4月30日になったら、合格手帳で1ヶ月を振り返り、5月の目標設定をしましょう。

振り返りを行い、現在の状況や改善点と向き合うことは、次の目標設定をする上でめちゃくちゃ大事です。振り返る項目は、以下を参考にしてみてください。

  • 目標をどのぐらい達成できたか?
  • なぜ達成できなかったのか?
  • どうすれば達成できるのか?
  • なぜやる気が出ない日があるのか?対策は?
  • 毎日勉強する上での小さな気づき

4月の自分を振り返り分析することで、4月よりもステップアップした5月を送ることができます。

ここまでお疲れさまでした。紹介した10のステップを4月に実行し、1年間の自宅浪人生活のスタートダッシュを切りましょう。

あなたの宅浪LIFEを応援しています。

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