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宅浪してるけど、物理はなかなか成績が伸びない…どの参考書でどうやって勉強すればいいの?物理をゼロから勉強したいので、勉強法やコツを教えてください!
大丈夫です。
この記事を読んだ後には、宅浪の「物理」の勉強法が分かり、成績UPに繋がります。
※ 偏差値50程度の理系国立大に合格した体験談をもとに解説します。ゼロから勉強したい、逆転合格したいという人は参考にしてください。
記事の内容
- 【ゼロから宅浪】「物理」の攻略ポイント3選
- 宅浪におすすめの「物理」勉強ルート【対策は3つだけ】
- 【体験談】国立理系に合格した物理の勉強スケジュール
私の自宅浪人経験
※ 記事の最後にはコメントを受け付けています。勉強の愚痴、質問、記事の感想など、なんでも書き込んでください。できるだけ返信します。私でよければなんでも受け止めるので、辛くなった時には吐き出してください。
知識ゼロからスタートし、E判定から逆転合格した私が、自宅浪人生の物理の勉強法について解説していきます。
【ゼロから宅浪】「物理」の攻略ポイント3選
物理は「とりあえず公式を丸暗記」しても、点数は全く伸びません。そこで、成績UPにつながる物理の攻略ポイントを3つ紹介します。
ポイント①:物理 = 解法の暗記
数学と同じく、物理の点数を手っ取り早く上げる方法は「解法の暗記」です。
物理は公式だけ覚えても、本番では全く役に立ちません。問題の解き方の流れ(解法)ごと暗記するのがポイントです。
物理は数学よりも問題の出題パターンは少ない分、1問が長いです。1問1問の導出過程をしっかり理解し、人に説明できるまで繰り返しましょう。
まずは、解法を暗記し、基礎的な問題を確実に解けるまでレベルアップしましょう。
ポイント②:1冊の参考書を7周する
物理の出題パターンは限られているので、複数の参考書に手をつけるは効率が悪いです。1冊の参考書を完璧にし、解法を暗記しましょう。
7周とはあくまでも目安ですが、「本番で同じ形式の問題が出たら100%解ける!」という自信がつくまで繰り返しましょう。
どのぐらいの周期で問題を復習すればいいの?
1周目が終わったら、次の日に2周目、3日後に3周目、1週間後に4周目など、徐々に復習感覚を空けていきましょう。忘れそうな頃に復習をすることで、記憶が定着します。
※参考書全体を1周と考えるのではなく、1問に対して1周と考えましょう
ポイント③:図を書きまくる
物理はイメージで覚えることが大切なので、自分にとって分かりやすい図を書き、頭の中を整理しましょう。
参考書によっては図が省略してある場合があるので、紙に大きく図を書き、参考書に挟んでおきましょう。
物理はもったいないぐらい大胆にノートを使うのがオススメです。 ノートに大きく図を書きながら問題を解くことで、頭の中が整理されます。
ちなみに、私はノートを大胆に使えない貧乏性なので、ノートは捨てコピー用紙で勉強していました。
宅浪におすすめの「物理」勉強ルート【対策は3つだけ】
偏差値50台の大学であれば、物理の受験対策は以下の3つで十分です。複数の参考書や勉強法に手をつけるのは、中途半端となり効率が悪いです。
- 漆原の物理を極める
- 共通テスト対策
- 過去問を解きまくる
ステップごとに解説していきます。
ステップ①:漆原の物理を極める
「漆原の物理」は個人的に神参考書です。参考書選びに迷っている人、現在使っている参考書がしっくりこない人は、今すぐポチりましょう。
「漆原の物理」の個人的神ポイント
- 偏差値50〜60の大学を目指す人にちょうどいいレベル
- カラーなので見やすく、モチベーションが保ちやすい
- 問題と解説が1セットになっており、1問ごとに復習しやすい
- 図解や途中式などの解説がしっかりしている
高校物理をほとんど理解していない状態でゼロから勉強を始めましたが、漆原の参考書を7周することでめちゃくちゃ点数UPしました。
(共通テスト:52点→85点、二次試験:9割超)
「明快解法講座」だけでもかなり力はつきますが、「最強の99題」を解くことでさらに応用問題への対応力が上がります。
「明快解法講座」を7周、「最強の99題」を3〜5周するのがおすすめです。とはいえ、参考書の好みは人それぞれなので、まずは上のリンクから自分の目でチェックしてみましょう!
ステップ②:共通テスト対策
共通テストの形式に慣れるため、気を抜かずに対策をしっかり行いましょう。
せっかく漆原の物理で解法が理解できているのに、共通テストの形式に慣れていないせいで、点数が取れないのはもったいないです。
おすすめの参考書はマーク式基礎問題集です。共通テスト形式で問題を解くことができるので、テストの形式に慣れることができます!
マーク式問題集は「1〜2周+理解できていない問題を復習」で大丈夫です。ここに時間を使いすぎるのではなく、ステップ③の過去問に力を入れましょう。
ステップ③:過去問や実践問題集を解きまくる
二次試験と共通テストの 過去問や実践問題集を解きまくることで、やっとステップ①と②の努力が報われます。
過去問を解くときのポイント
- 二次試験は最低5回分、共通テストは最低10回分解く
- 時間を測り、本番と同じように問題を解く
- 解いて終わりではなく、必ず復習する
- 理解できてない範囲があれば漆原の物理明快解法講座などに戻り復習する
最後の最後まで気を抜かず、最善を尽くしましょう。
【体験談】国立理系に合格した物理の勉強スケジュール
ゼロから宅浪で勉強し、九州工業大学に合格した「物理の勉強スケジュール」を紹介します。
物理の成績Before&After
共通テスト 物理:52点 → 85点
二次試験 物理:? → 195点 (200点中)
基礎編(4月~7月)
基礎編では、「漆原の物理明快解法講座」1冊を5〜6周し極めました。(最終的には7周以上しました)
ほぼ知識ゼロから始めても、3周目ぐらいから自分で解けるようになるので、あきらめずに取り組みましょう。 1周目では30%ぐらいの理解度で全然OKです。
使用した参考書
- 漆原の物理明快解法講座
応用編(8月~10月)
マーク式問題集での共通テスト対策と並行し、「漆原の物理 最強の99題」で二次試験対策を徹底的に行いました。
使用した参考書
- 漆原の物理 最強の99題
- マーク式問題集
- 漆原の物理明快解法講座(復習)
全体を通して、漆原の物理シリーズは、明快解法講座:最強の99題 = 7:3ぐらいの割合で学習するのがおすすめです。
実践編(11月~3月)
二次試験と共通テストの 過去問や実践問題集を解きまくりました。
本番と同じ形式に慣れることで、徐々にスピードや正確さを上げていきました。最後まであきらめずに問題を解き続け、必ず本番で実力を発揮しましょう。
使用した参考書
- 良問の風
- 共通テスト赤本や実践問題集
- 二次試験赤本
- 漆原の参考書(復習)
漆原シリーズを終え少し余裕があったので、「良問の風」を2〜3周しましたが、 難易度や問題の内容が被っているので、漆原だけで充分だったなと思いました。
過去問を解き、理解できてない範囲があれば、何度でも漆原の物理明快解法講座に戻り復習をしました。「急がば回れ」です。
最後に、物理はセンスや才能ではありません。紹介した勉強法を実行し、確実にステップアップを目指しましょう。
あなたの宅浪LIFEを応援しています。
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