【基礎→応用→実践】自宅浪人生を「合格に導く」年間スケジュール

不安な人
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自宅浪人生って、どうやって1年間のスケジュールを立てればいいの?スケジュールを立てないと、何から始めたらいいのか分からない…誰か助けてください!

大丈夫です。
この記事を読んだ後には、1年間のスケジュールを立て、今やるべきことを実行できます。

記事の内容

  • 【3STEP】自宅浪人生の年間スケジュールの立て方
  • 【基礎・応用・実践】それぞれの期間で意識すべきポイント
  • 年間スケジュールを立てたらすべきこと【行動が大切】

私の自宅浪人経験

記事の最後にはコメントを受け付けています。勉強の愚痴、質問、記事の感想など、なんでも書き込んでください。できるだけ返信します。私でよければなんでも受け止めるので、辛くなった時には吐き出してください。

知識ゼロからスタートし、E判定から逆転合格した私が、自宅浪人生の年間スケジュールについて解説していきます。

【3STEP】自宅浪人生の年間スケジュールの立て方

ステップ⓪~③を実行することで、自宅浪人生の1年間のスケジュールを立てることができます。

年間スケジュールを立てることで、「この先どうなるんだろう」という不安が解消され、今やるべきことが見えてきます。

STEP⓪:最終目標を決める

受験は「ゴールからの逆算」なので、目標なしで年間スケジュールを立てることはできません。しっかり自分と向き合い、目標を決めましょう。

最終目標とは、「〇〇大学に合格」や「共通テストで7割を取る」などの具体的な目標です。

まだ志望校が決まってないという人は、今の段階で挑戦したい大学やあこがれの大学などから1つ決めましょう。目標を立てる上で、志望校を決めることは避けて通れません。

STEP①:1年を「基礎・応用・実践」に分割し、目標を立てる

1年を「基礎・応用・実践」に分割し、それぞれの期間の目標を立てましょう。どのぐらい基礎にかける時間が必要なのか、過去問を解く時間が必要なのか、自分に合ったスケジュールを考えてみてください。

計画の具体例を1つ紹介

基礎:4月~7月
「生活リズムを確立し、基礎固めに特化」

応用:8月~10月
「二次試験の過去問が解けるまでレベルアップ」

実践:11月~3月
「過去問を5年分以上解き、分からないところはその都度復習」

「基礎・応用・実践」それぞれの目標を立てたら、次のSTEPに進みましょう。

STEP②:「基礎・応用・実践」でするべきことを書き出す

STEP①で計画した「基礎・応用・実践」の目標を達成するために、それぞれの期間で使用する参考書や問題集をピックアップしましょう。そして、各参考書を何周する必要があるのか書き出しましょう。

詳しい参考書の選び方は、以下の記事で詳しく紹介しています。
【初心者向け】宅浪の参考書選びと「合格に近づく」参考書の使い方

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使う参考書なんて、勉強してたら変わってくるだろうし、どのぐらい進められるか分かんないよ…

あくまでも計画なので、参考書や勉強のペースは途中で変わっても大丈夫です。

あらかじめ計画しておくことで、「これが終わったら、次はなにをやればいいんだろう?このまま勉強を進めて合格できるのかな…」という不安が解消されます。

合格までのルートが見えていたら、安心して勉強に取り組めますよね。

STEP③:計画を月単位に落とし込む

STEP②で計画した「基礎・応用・実践」のスケジュールをもとに、1カ月ごとの計画を立てましょう。基礎編(4月~7月)で立てたスケジュールを、月ごとに細分化するイメージです。

「4月は青チャートを2周する」など参考書をメインに具体的な目標を立てることで実行に移しやすいです。

「9月や10月のスケジュールなんてまだ立てられない」という人は、4月〜6月分など今から2〜3ヶ月の計画をとりあえず立てましょう。

ここまで紹介した、STEP⓪から③を実行し年間スケジュールを立て、合格するまでにやるべきことを、「今月やるべきこと」に落とし込みましょう。

【基礎・応用・実践】それぞれの期間で意識すべきポイント

宅浪の年間スケジュールの立て方で分割した、「基礎・応用・実践」それぞれの期間で意識すべきポイントを紹介していきます。

基礎編で意識すべきポイント

①生活リズムを確立し、勉強の習慣をつける

宅浪成功の鍵は、生活リズムの確立です。宅浪を始めたばかりの基礎編では、生活リズムを一定にし、毎日勉強する習慣をつけましょう。

具体的になにをしたらいいか分からないという人は、以下の3つを実行してみてください。

  • 起きる時間と寝る時間を一定にし、十分な睡眠をとる
  • 勉強をサボっても自己嫌悪に陥らず、何度も立て直す
  • 1日の行動を記録し振り返る(合格手帳がおすすめ)

②とにかく基礎を固める

特に今まで勉強してこなかった人や、ゼロから宅浪を始める人は、各教科の基礎を固めましょう。基礎を固めることで、応用問題を解く時に一気に力が伸びます。

基礎を固める上で、「難易度の高い参考書に手を出さない」、「1冊の参考書を何周もする」ことが重要です。

具体的に参考書を何周すればいいの?と思った人もいるかもしれませんが、目安は3~5周です。解けるまで7周ぐらいしても全然OKです。

③二次試験で配点の高い科目を集中的に勉強

二次試験で出題される問題は難易度が高いため、なるべく早く応用編にたどり着けるように、早い段階から基礎を固めておきましょう。

ちなみに、理系の私は「基礎編」では地理と国語はほとんど勉強していませんでした。

応用編で意識すべきポイント

①基礎に戻ってもOK

一番大切なのは「基礎」です。「まだ基礎が終わってない」、「まだ基礎編で理解できていない部分がある」という人は、ためらわず基礎編に戻りましょう。

②志望校のレベルに合った参考書を選ぶ

「受験生はみんなこのレベルの参考書をやってるから」と難易度の高すぎる参考書に手を出す必要はありません。「この参考書をやっておけば合格できる」という、志望校のレベルに合った参考書を徹底的に勉強しましょう。

実践編で意識すべきポイント

①本番を意識して過去問を解く

時間を計る、当日と同じ筆記用具を使う、自己採点をするなど、なるべく本番と同じ環境で過去問を解きましょう。

共通テストの日程が近づいてきたら、実際の共通テストの2日間の時間割と同じ日程で、過去問を解いてみるのもおすすめです。

②必ず振り返りを行う

過去問や実戦問題集は、「解いて終わり」に何の意味もありません。間違えた問題は、必ず解説を読み込み、必要に応じてこれまで使った参考書を復習しましょう。

③極力、新しい参考書には手を付けない

受験が近づいてきた時期に、新たな参考書に手を付けるのは危険です。(過去問や実践問題集は例外なので、どんどん解いていきましょう)

新たな参考書に手を付けると、「あれ?この問題わからない…この範囲まだ理解できてなかったかも」と不安を煽ります。

基礎・応用で使った参考書を自信がつくまで復習しましょう。

「基礎・応用・実践」それぞれの期間で意識すべきポイントは以上です。これらを意識して、合格に導く年間スケジュールを立てましょう。

年間スケジュールを立てたらすべきこと【行動が大切】

宅浪の年間スケジュールを立てたら、次に1日のスケジュールを立て実行しましょう。1日のスケジュールの立て方は以下の3STEPです。

STEP①:起きる時間と寝る時間を決める
STEP②:1日を3分割する
STEP③:1時間単位でスケジュールを作成

1日のスケジュールの立て方は以下の記事で詳しく紹介しているので、参考にしてください。
【再現可能】10時間勉強できる宅浪の1日のスケジュールを紹介

年間スケジュールを立てることで合格までの道を知り、安心して宅浪生活を送りましょう。

あなたの宅浪LIFEを応援しています。

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