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宅浪してるけど、数学の勉強方法が分からない…どの参考書で勉強すればいいの?数学をゼロから勉強したいので、勉強法やコツを教えてください!
大丈夫です。
この記事を読んだ後には、宅浪の「数学」の勉強法が分かり、成績UPに繋がります。
※ 偏差値50程度の理系国立大に合格した体験談をもとに解説します。ゼロから勉強したい、逆転合格したいという人は参考にしてください。
記事の内容
- 【ゼロから宅浪】「数学」の攻略ポイント3選
- 宅浪におすすめの「数学」勉強ルート【対策は3つだけ】
- 【体験談】国立理系に合格した数学の勉強スケジュール
私の自宅浪人経験
※ 記事の最後にはコメントを受け付けています。勉強の愚痴、質問、記事の感想など、なんでも書き込んでください。できるだけ返信します。私でよければなんでも受け止めるので、辛くなった時には吐き出してください。
知識ゼロからスタートし、E判定から逆転合格した私が、自宅浪人生の数学の勉強法について解説していきます。
【ゼロから宅浪】「数学」の攻略ポイント3選
数学はがむしゃらに勉強しても、点数UPにはつながりません。そこで、数学の攻略ポイントを3つ紹介します。
ポイント①:数学 = 解法の暗記
数学の点数を手っ取り早く上げる方法は、ズバリ「解法の暗記」です。
解法を暗記することで、似た問題が出題された時だけでなく、応用問題にも対応できるようになります。以下を意識して、解法を暗記しましょう。
- 公式だけでなく、問題と解法をセットで暗記
- 丸暗記ではなく、「なぜそうなるのか」という理屈も理解
受験数学に才能やセンスは必要ありません。まずは解法を暗記し、基礎的な問題を確実に解けるまでレベルアップしましょう。
ポイント②:1冊の参考書を7周する
複数の参考書に手をつけるのではなく、1冊の参考書を完璧にする気持ちで何周もしましょう。
7周とはあくまでも目安ですが、「本番で同じ形式の問題が出たら100%解ける!」という自信がつくまで繰り返しましょう。
どのぐらいの周期で問題を復習すればいいの?
1周目が終わったら、次の日に2周目、3日後に3周目、1週間後に4周目など、徐々に復習感覚を空けていきましょう。忘れそうな頃に復習をすることで、記憶が定着します。
※参考書全体を1周と考えるのではなく、1問に対して1周と考えましょう
ポイント③:一度理解できたら「倍速で」勉強する
1冊の参考書を繰り返し解法を暗記することが最重要なので、1問1問ノートに丁寧に解くのは時間の無駄です。
数学の倍速勉強法
1〜2周目:普通にノートに解く→答え合わせをし、分からない部分は理解できるまで復習
3〜4周目:ノートに殴り書き→間違えがなければ、サラっと答え合わせをして次の問題へ
5周目以降:ノートは使わず頭の中で問題を解く→すぐに回答を見て、頭の中で答え合わせ
数学において、綺麗なノートと字の綺麗さは捨てましょう。コピー用紙に殴り書きスタイルがおすすめです。
このように倍速勉強法を身につけ、効率的に数学の勉強をすすめましょう。
宅浪におすすめの「数学」勉強ルート【対策は3つだけ】
偏差値50台の大学であれば、数学の受験対策は以下の3つで十分です。複数の参考書や勉強法に手をつけるのは、中途半端となり効率が悪いです。
- 青チャートを極める
- 共通テスト対策
- 過去問を解きまくる
ステップごとに解説していきます。
ステップ①:青チャートを極める
青チャートは「これ1冊を極めれば合格に近づく」という優秀な参考書なので、持っていない人は今すぐポチりましょう。
数学の攻略ポイントで紹介したように、青チャートを7周し解法を暗記するのがポイントです。
青チャートの全範囲を解かなきゃいけないの?
二次試験で出題される全範囲は解きましょう。特に、数Ⅲ全範囲と数学IAⅡBの苦手な範囲を優先的・重点的に勉強しましょう。
共通テストでしか出題されない範囲は、ステップ②で紹介する共通テスト対策のみでも大丈夫です。
ステップ②:共通テスト対策
共通テストは時間との勝負であったり「コツ」が必要なので、気を抜かずしっかり対策しましょう。
おすすめの参考書は緑チャートです。共通テスト形式で問題を解くことができるので、解法を暗記しテストの形式に慣れましょう。
ステップ③:過去問や実践問題集を解きまくる
二次試験と共通テストの 過去問や実践問題集を解きまくりましょう。
青チャートと緑チャートをどれだけ極めても、本番の形式に慣れていないとテストで点数が取れず、努力が無駄になります。
過去問を解くときのポイント
- 二次試験は最低5回分、共通テストは最低10回分解く
- 時間を測り、本番と同じように問題を解く
- 解いて終わりではなく、必ず復習する
- 理解できてない範囲があれば青チャートなどに戻り復習する
【体験談】国立理系に合格した数学の勉強スケジュール
ゼロから宅浪で勉強し、九州工業大学に合格した「数学の勉強スケジュール」を紹介します。
数学の成績Before&After
共通テスト 数学IA:70点 → 89点
共通テスト 数学ⅡB:64点 → 82点
二次試験 数学:? → 335点 (400点中)
基礎編(4月~7月)
基礎編では、二次試験の範囲に絞り青チャートで基礎から学習することで、過去問を解き始めた時に一気に力が伸びました。
使用した参考書
- 青チャート数学IA (確率のみ)
- 青チャート数学ⅡB (ベクトル/数列のみ)
- 青チャート数学Ⅲ
青チャートはガチで5〜7周しました。その結果、E判定しか取ったことなかった私が、夏の模試でA判定にUPしました!
応用編(8月~10月)
基礎編で学習した青チャートの復習に加え、共通テスト対策を開始しました。
使用した参考書
- 基礎編で使用した青チャート
- 緑チャート(共通テスト対策)
- 合格る計算 数学III
青チャートと緑チャートを完璧にしたら、なるべく早めに実践編の過去問に取り組みましょう。
実践編(11月~3月)
二次試験と共通テストの 過去問や実践問題集を解きまくりました。
本番と同じ形式に慣れることで、徐々にスピードや正確さを上げていきました。最後まであきらめずに問題を解き続け、必ず本番で実力を発揮しましょう。
使用した参考書
- 共通テスト赤本や実践問題集(20回分)
- 二次試験試験赤本(6年分)
- 青チャートと緑チャート(復習)
理解できてない範囲があれば、何度でも青チャートに戻り復習をしましょう。「急がば回れ」です。
最後に、数学はセンスや才能ではありません。紹介した勉強法を実行し、確実にステップアップを目指しましょう。
あなたの宅浪LIFEを応援しています。
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