「宅浪はやめとけ」の真実【結論:ハイリスク・ハイリターン】

不安な人
不安な人

宅浪か予備校かなかなか決断できない。「宅浪はやめとけ」って聞くけど、宅浪で成功するのは難しいのかな…宅浪の実態を教えてください!

大丈夫です。
この記事を読んだ後には、自分は宅浪をしても大丈夫なのか判断できます。

記事の内容

  • 「宅浪はやめとけ」の意味とは?【4つのリスクを紹介】
  • 宅浪はハイリスク・ハイリターンな話【4つのリターン】
  • 「宅浪でも大丈夫」な人の特徴と成功の秘訣を紹介
  • とりあえず1ヵ月宅浪にチャレンジしよう

私の自宅浪人経験

記事の最後にはコメントを受け付けています。勉強の愚痴、質問、記事の感想など、なんでも書き込んでください。できるだけ返信します。私でよければなんでも受け止めるので、辛くなった時には吐き出してください。

知識ゼロからスタートし、E判定から逆転合格した私が、「宅浪はやめとけ」の真実を解説していきます。

「宅浪はやめとけ」の意味とは?【4つのリスクを紹介】

「宅浪はやめとけ」の理由は、失敗するリスクが非常に高いからです。お金があり予備校に行ける環境があるなら、予備校に行きましょう。

宅浪のリスク①:メンタル崩壊

宅浪は予備校と比べて、メンタル崩壊するリスクが高いです。自宅浪人生がメンタル崩壊するパターンは以下の3つです。

① 家族以外との関わりがなく「孤独」を感じて病む
② 勉強が続かず思考が負のループに陥る
(勉強しない → 自己嫌悪 → 病む → 勉強しない)
③ 漠然とした不安で病む
(宅浪で成功できるのかな、合格できなかったらどうしよう…)

とはいえ、予備校でもメンタル崩壊することはあるし、私は宅浪でもメンタル崩壊しなかったので、不安になりすぎなくても大丈夫です。

宅浪のリスク②:勉強が続かない

自宅浪人生は監視されていない、誘惑が多い、決められたカリキュラムがないという点で、勉強が続かないパターンが多いです。それぞれの対策を紹介します。

「監視されていない」対策
図書館で勉強する、勉強時間をSNSで報告するなど、「やらなきゃ」と思える環境を自分で作りましょう。

「誘惑が多い」対策
勉強の誘惑となりそうなものをダンボールに入れ封をしましょう。また、あらかじめスマホを使う時間を決めることで、誘惑を最小限にしましょう。

「決められたカリキュラムがない」対策
年間スケジュールを立て、1年間でやるべきことを把握しながら、勉強を進めましょう。

以下を参考にスケジュールを立てましょう。
【基礎→応用→実践】自宅浪人生を「合格に導く」年間スケジュール

宅浪のリスク③:成績が伸びない

成績が伸びない時、予備校では原因や改善策を教えてくれますが、宅浪生は自分で分析しなければいけません。自宅浪人生の成績が伸びない原因は以下の3つです。

  • 勉強法が間違っている
  • 実践が足りていない
  • そもそも勉強時間が足りていない

宅浪のリスク④:模試や受験の申し込み忘れ

予備校に通っていないと、模試や受験を自分で申し込む必要があります。調べる方法は 「とにかくググろう」 なので、以下の3つができる人は心配いりません。

  • 調べることを面倒くさがらない
  • 申し込みの締切を事前に確認する
  • 余裕を持って確実に申し込みをする

4つのリスクを自分に置き換えよう

紹介したリスクは一般論であり、誰にとってもリスクとなるわけではありません。

紹介した4つのリスクは、あなたにとって本当に「リスク」ですか?自分にとって本当にリスクなのか考えてみてください。

そうは言っても、リスクは誰にとってもリスクじゃないの?


例えば、「孤独を感じてメンタル崩壊」は確かにリスクですが、学校での人とのコミュニケーションが苦手、1人が楽という人にとっては、メンタル崩壊するリスクは低いです。むしろ、私は宅浪時代が人生で一番「楽」でした。

ここまで宅浪のリスクを紹介してきましたが、次の章では宅浪のリターンを紹介していきます。

宅浪はハイリスク・ハイリターンな話【4つのリターン】

ここまで紹介してきたように、宅浪はリスクが高い分リターンも大きいです。宅浪のリスクとリターンを比較し、自分にとってどちらが大きいか考えてみましょう。

リターン①:成功したらコスパ最強

宅浪の費用は約10万円、予備校の費用は約100万円なので、宅浪で成功したらコスパ最強です。

お金が無くて予備校に行けない…という人は、「成功したらコスパ最強」という言葉を胸に刻み、絶対に成功させましょう。

リターン②:今後の人生の財産となる

自宅浪人生は、人と違う道を歩むことになるので、宅浪でしか得られない経験やスキルを得ることができます。そして、宅浪の経験は思いがけない形で今後の人生の財産となります。

私が宅浪の経験を通じて得られたこと

  • やりたいことが見つかった(自宅浪人生の心を豊かにする情報発信)
  • 1年間独学で学び、大学に合格できたという自信
  • 新しいことへの挑戦が怖くなくなった
  • 自己管理能力が身についた

どれも自宅浪人の経験がなければ、生まれなかったことです。人と違う道に進むのは勇気がいるしリスクも高いですが、その分得られるものは大きいです。

リターン③:大学に入ってから尊敬のまなざしを浴びる

「え?宅浪とか恥ずかしいだけじゃん」と思うかもしれませんが、大学に入学し「宅浪した」と言うだけで、尊敬のまなざしを浴びます。(特に元予備校生から)

最初、宅浪しようかなと人に相談すると「無理じゃない?やめたほうがいいよ」と言われるのに、成功すると見る目が180度変わるので、宅浪はまさにハイリスク・ハイリターンだなあと実感します。

リターン④:就活のネタになる

自分の長所や経験をアピールしなければならない就職活動では、自宅浪人の経験は少なからずネタになります。

私の実体験エピソード

Q.今までの人生において一番熱中した経験や物事を教えてください

A.大学受験の際、1年間自宅浪人をした経験です。自宅浪人には高いリスクが伴うものの、成功させたときのリターンは計り知れないほど大きいです。私が自宅浪人の経験を通じて学んだことは3つあります。1つ目は…

このように、宅浪の経験を就活のネタのひとつとして使い、内定をもらえました。

「宅浪でも大丈夫」な人の特徴と成功の秘訣を紹介

続いて、「宅浪をしても大丈夫」な人の特徴を紹介していきます。

① 「宅浪に向いている人の特徴」に当てはまる人

自宅浪人に向いているかどうかは「環境」、「勉強」、「性格」の3つで決まります。

環境編

  • 勉強の時間を確保できる人
  • 宅浪生活を送る費用がある人
  • 家族との関係が悪くない人
  • 勉強場所がある

勉強編

  • 目標が明確な人
  • 現状と志望校の差を1年間の自宅浪人で埋めることができる人

性格編

  • どちらかというと内向的な人
  • 目標に向かって努力をした経験があり、その時やりがいを感じた人
  • 人生どうにかなる精神を持っている人

詳しくは以下の記事で紹介しているので、自分があてはまっているかチェックしてみてください。
宅浪に向いている人の特徴【判断基準を3つの視点から解説】

②宅浪成功の秘訣を理解し、実行できる人

がむしゃらに勉強しても、宅浪は成功しないどころか続きません。宅浪を本当に成功させたいのであれば、成功の秘訣を理解し実行する必要があります。

宅浪成功に導く10の秘訣

成功の秘訣①:生活リズムの確立
成功の秘訣②:運動をする
成功の秘訣③:適度に息抜きをする
成功の秘訣④:合格手帳に毎日記録する
成功の秘訣⑤:3つの目標を立てる
・最終目標
・最終目標達成のための目標
・大学入学後の目標
成功の秘訣⑥:ゴールから逆算した計画
成功の秘訣⑦:1冊の参考書を完璧にする
成功の秘訣⑧:模試を受ける
成功の秘訣⑨:完璧主義を捨てる
成功の秘訣⑩:病まないマインドを持つ
・マイペースに生きる
・「人生どうにかなる精神」を持つ
・「人生とはなにか」について考えない

以下の記事で、10個の成功の秘訣について詳しく説明しています。
【結論】宅浪で成功することは可能です【成功の秘訣と成功率を解説】

「行動あるのみ」なので、まずは記事を読んで実行してみましょう。

とりあえず1ヵ月宅浪にチャレンジしよう

ここまで宅浪のリスクについて紹介しましたが、正直やってみないと分からないです。

そこで、1ヵ月だけ宅浪にチャレンジし、自分が「宅浪はやめとけ」と「宅浪でも大丈夫」どちらに当てはまるか考えてみましょう。予備校の入学時期などで間に合わなければ1~2週間でも大丈夫です。

最後に…「宅浪はやめとけ」という言葉を闇雲に信じるのではなく、言葉の意味を理解し、「自分に当てはまるのか」自分の頭で考えましょう。

この記事を読んで宅浪を決意したけど、何から始めればいいか分からないという人は、以下の記事を読んで行動してみましょう。
【保存版】自宅浪人のスタートガイド【4月にやるべき10のこと】

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