参考書ってたくさんありすぎて、宅浪の自分に合った参考書の選び方が分からない。参考書を買ってみたものの、どうやって進めていけばいいの?おすすめの参考書も教えてください!
大丈夫です。
この記事を読むことで、宅浪のあなたに合った参考書の選び方と、「合格に近づく」参考書の使い方が分かります。また、国立理系の私が宅浪で逆転合格するために実際に使用した参考書を紹介します。
記事の内容
- 宅浪生が自分に合った参考書を選ぶポイント3選
- 宅浪生の「合格に近づく」参考書の使い方
- 【国立理系】宅浪で逆転合格するために使用した参考書を紹介
私の自宅浪人経験
※ 記事の最後にはコメントを受け付けています。勉強の愚痴、質問、記事の感想など、なんでも書き込んでください。できるだけ返信します。私でよければなんでも受け止めるので、辛くなった時には吐き出してください。
知識ゼロからスタートし、E判定から逆転合格した私が、自宅浪人生の参考書選びについて徹底的に解説していきます。
宅浪生が自分に合った参考書を選ぶポイント3選
自宅浪人生が自分に合った参考書を選ぶコツを紹介していきます。予備校に通っていない自宅浪人生にとって、参考書=先生になるため、参考書選びはとても大切です。
ポイント①:現時点の自分のレベルに合った参考書を購入
「⚪︎⚪︎大学に行く人はみんなこの参考書をやってるから」、「レビューがいいから」という理由で参考書を選ぶのは危険です。理由は2つです。
- 挫折の原因になるから
- 基礎ができていないと、実践で苦戦するから
難しい参考書に手をつけると、「賢くなった気」になりますが、逆に効率が悪いです。まずは、しっかり基礎を固めることで、応用問題や過去問を解くときに一気に力がつきます。
ポイント②:モチベーションが上がる参考書を選ぶ
参考書は1年間のあなたのパートナーです。何周もしたくなるぐらい「モチベーションが上がる」参考書を選びましょう。
モチベーションが上がるポイントは人それぞれですが、意識してほしいポイントをいくつか紹介します。
- 高校時代の参考書でいいのか
- 気に入ったデザインの参考書か
- 自分にとって分かりやすい/見やすい参考書か
- 中古で買うか新品で買うか
まずは本屋さんで実際に手に取り、1年間を共にしたい参考書なのか自分の目で確かめてみましょう。
ポイント③:「とりあえず参考書を大量購入」はやめよう
あれもこれもと、1教科に対して参考書を大量購入するのはやめましょう。参考書をたくさん買ったら、なんとなく「賢くなった気」や「勉強してる気」になりますが、ぶっちゃけお金の無駄です。
次の章でも紹介しますが、複数の参考書に手をつけるのではなく、1冊の参考書を何周もすることで力がつきます。
「本当に必要な参考書か」、「その参考書に時間を割けるのか」などしっかり考えた上で、本当に必要な参考書を購入しましょう。
番外編:参考書をちょっとだけお得に購入する方法
本屋で下見し、ネットで購入
参考書は買う前に一度本屋さんで手に取ることをオススメしますが、最終的にネットで購入することでポイントが貯まります。
メルカリでもOKですが、既に紹介したように「モチベーションが上がるか」という基準で判断しましょう。
過去問と実践問題集は中古で購入
赤本や実戦問題集などは、2週程しか使わない割に値段が高いので、中古でもOKです。
注意点として、過去問や実践問題集は、宅浪を始めてすぐ購入しましょう。春にみんなそろって、メルカリや古本屋に売り始めるので、秋ごろになると結構売り切れてます。
宅浪生の「合格に近づく」参考書の使い方
自宅浪人生が「合格に近づく」参考書の使い方を3つ紹介していきます。
ポイント①:1冊の参考書を完璧にする
複数の参考書に手をつけるのではなく、1冊の参考書を完璧にする気持ちで何周もしましょう。
青チャートを1周しただけで、本番全く同じ問題が出たとき、確実に答えられる自信はありますか?
1冊の参考書を完璧にすることで、同じ問題が出た時だけでなく、応用問題が出た時も、対応できるようになります。
何周すればいいの?
と思った人もいるかもしれませんが、目安は3~5周です。解けるまで7周ぐらいしても全然OKです。
参考書の問題を完璧に解けるようになるまで、何周もすることで力をつけましょう。
ポイント②:各問題の上に、問題を解いた日付を書き込む
ポイント①で紹介したように1冊の参考書を完璧にするには、一定期間を空けて参考書を復習する必要があります。最後に問題を解いたのがいつだったか、分かりやすいように日付を書き込んでおきましょう。
どのぐらいの周期で復習すればいいの?
1周目が終わったら、次の日に2周目、3日後に3周目、1週間後に4周目など、徐々に復習感覚を空けていきましょう。参考書全体を1周と考えるのではなく、1問に対して1周と考えましょう。
ポイント③:ノートのように参考書に書き込む
参考書の内容に補足で書き込みたいことがあれば、ノートにメモするのではなく、参考書に直接書き込みましょう。ノートにメモして、後から参考書と見比べるのは効率が悪いからです。
何を書き込めばいいの?と思った人へ
- なぜ分からないのか書き込む
- ググった内容を書き込む
- 暗記するときの語呂合わせを書き込む
- 自分にとって分かりやすい解答集になるように書き込む
綺麗な参考書はカッコ悪いです。「自分だけの参考書をつくる」イメージで、どんどん書き込んで何度も見返しましょう。
以上の紹介した3つのポイントを参考に、ボロボロになるまで1冊の参考書を使い込みましょう。
【国立理系】宅浪で逆転合格するために使用した参考書を紹介
現役時代E判定 → 九州工業大学(偏差値50程度)に合格するまでに、使用した参考書を紹介します。ちなみに、共通テストは683点でした。
全ての参考書を記録できてはないので、参考程度に見てください。
数学
基礎編(4月~7月)
・青チャート数学IA (確率のみ)
・青チャート数学ⅡB (ベクトル/数列のみ)
・青チャート数学Ⅲ
二次試験で出題される内容に絞って対策をしました。
応用編(8月~10月)
・緑チャート(共通テスト対策)
・合格る計算 数学III
基礎編で使った青チャートも、定期的に忘れないように復習していました。
実践編(11月~3月)
・共通テスト赤本や実践問題集
・二次試験試験赤本
理解できてない範囲があれば、青チャートを復習しました。
物理
基礎編(4月~7月)
・漆原の物理明快解法講座
個人的に漆原シリーズは神参考書だと思ってます。
応用編(8月~10月)
・漆原の物理 最強の99題
・マーク式問題集
実践編(11月~3月)
・良問の風
・共通テスト赤本や実践問題集
・二次試験赤本
化学
基礎編(4月~7月)
・鎌田の理論化学の講義
・鎌田の有機化学の講義
・基礎問題精講
・リードα化学基礎+化学
化学は全く基礎ができてなかったので、問題を解く前に鎌田シリーズを何度も読みました。
応用編(8月~10月)
・マーク式問題集
・重要問題集
実践編(11月~3月)
・重要問題集の復習
・共通テスト赤本や実践問題集
・二次試験赤本
英語
基礎編(4月~7月)
・データベース 4500:単語
・Vintage:文法
・やっておきたい英語長文300:音読
応用編(8月~10月)
・基礎編で使った参考書
・レベル別問題集
実践編(11月~3月)
・共通テスト赤本や実践問題集
国語
応用編(8月~10月)
・ゴロゴ古文単語
・古文ヤマのヤマ
・漢文ヤマのヤマ
・マーク式基礎問題集
基礎編(4月~7月)では理系科目に集中するため、国語はほとんとやりませんでした。
実践編(11月~3月)
・共通テスト赤本や実践問題集
地理
応用編(8月~10月)
・地理Bの点数が面白いほどとれる本(黄本)
実践編(11月~3月)
・共通テスト赤本
自分に合った参考書の選び方と参考書の使い方を知り、効率よく勉強を進めていきましょう。
あなたの宅浪LIFEを応援しています。
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