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宅浪してるから家で勉強したいけど、誘惑が多くて全く集中できない。図書館の休館日や雨の日に、1日中家で勉強に集中する方法を教えてください!
大丈夫です。
この記事を読んだ後には、誘惑に負けず、家で集中して勉強することができます。
記事の内容
- 【環境編】「家」で勉強に集中するコツ3選
- 【行動編】「家」で勉強に集中するコツ5選
- 【時間編】「家」で勉強に集中するコツ3選
私の自宅浪人経験
※ 記事の最後にはコメントを受け付けています。勉強の愚痴、質問、記事の感想など、なんでも書き込んでください。できるだけ返信します。私でよければなんでも受け止めるので、辛くなった時には吐き出してください。
知識ゼロからスタートし、E判定から逆転合格した私が、自分の体験談と「自分を操る超集中力」から得た知識をもとに解説していきます。
【環境編】「家」で勉強に集中するコツ3選
環境編で最も重要なことは、「勉強に集中できる部屋づくり」です。
散らかっている部屋、漫画やゲームがたくさん置いてある部屋では、どれだけ集中力が高い人でも集中して勉強するのは難しいです。
コツ①:誘惑をなくし部屋をシンプルに
勉強に不要なものを徹底的に部屋から排除しましょう。
勉強の集中力を妨げるものが視界に入るだけで、集中力や自己コントロール能力が低下するからです。
スマホは電源を切り部屋の外へ
スマホは、自宅浪人生にとって一番大きな誘惑になります。
勉強中は、スマホをリビングなど部屋の外に置き、絶対に勉強部屋に持ち込まないようにしましょう。
ダンボール封じ込め作戦
部屋に置いてある勉強に不要なものを、一旦ダンボールに全て入れましょう。
手順①:大きめのダンボールを用意
手順②:ダンボールの中に、勉強の誘惑となりそうなものを入れる
手順③:「合格するまで開封厳禁」と書き、ダンボールに封をする
モノの数 = 誘惑の数です。なんとなく置いてあるインテリアや卒業アルバムなど、意外なものがあなたの勉強の邪魔をするので、注意しましょう。
コツ②:部屋のレイアウト変える
「勉強に集中できる部屋づくり」には、部屋のレイアウト変更が超重要です。
勉強に集中できる部屋のレイアウト
- 壁を背にして机を配置
- 椅子に座ったとき、ドアが背面に来るのを避ける
- 椅子に座ったとき、窓が正面に来るのを避ける
図のようなレイアウトにするメリット
- 安心感が生まれ、集中力UP(壁を背、ドア)
- 気が散りにくくなり、集中力UP(窓)
- 開放感が生まれ、ストレスが減る(壁を背)
- 勉強する手元が明るくなる(壁を背)
部屋のレイアウトを変えるだけで、あなたの勉強の集中力はめちゃくちゃUPします。騙されたと思って今すぐ実行しましょう。
コツ③:「鏡と観葉植物」を置く
勉強机に「鏡」を置くことで、勉強の集中力が高まります。鏡が視界に入ると、自分を客観視することで、「勉強しなきゃ!」という気持ちが生まれサボりにくくなるからです。
また、自然は人間の集中力を高める効果があります。フェイクグリーンOKなので、部屋に「観葉植物」を置きましょう。
私は、ニトリで買ったフェイクの観葉植物を、勉強机に置いています(以下と全く同じもの)
家で勉強に集中するための第一歩は「環境づくり」です。紹介した3つの方法を全て実行しましょう。
【行動編】「家」で勉強に集中するコツ5選
家で勉強に集中するための行動を5つ紹介します。
コツ①:正しい姿勢で勉強
集中力はあなたの姿勢で決まります。以下のような仕組みで、正しい姿勢は集中力を高めます。
正しい姿勢 → 血流が良くなる → 脳にたくさん酸素とブドウ糖が送られる → 集中力の源である「ウィルパワー」がつくられる
正しい姿勢のポイント
あごを引いて首の上に頭を乗せる
→顔を前に出したり、前かがみにならない
イスに深く腰をかけ90度になるように座る
→背もたれにすがらない
膝をくっつけ足を閉じ、足の裏は床につける
→絶対に足を組まない
コツ②:低GI食品でブドウ糖を摂取
脳の直接的なエネルギー源はブドウ糖です。勉強前にブドウ糖を摂取することで集中力を高めることができます。
しかし、正しくブドウ糖を摂取しなければ逆効果です。 ポイントは、低GI食品でブドウ糖を摂取することです。
【わかりやすく解説】低GIと高GIって?
低GI値の食品がおススメ
低GI食品と高GI食品の違いは、血糖値(ブドウ糖の濃度)の上がり方です。
高GI食品
・血糖値が急激に上昇&急激に低下
・急激に低下する時、ストレスや疲労感
・白米、パン、せんべいなど
低GI食品
・血糖値が緩やかに上昇&長時間持続
・ヨーグルト、全粒粉パン、りんごなど
私のオススメは、低GI食品である「チョコレート効果」を勉強前に1枚食べることです。普通のチョコレートだと、高GIのため集中力が持続しにくいからです。
実家暮らしの場合、食事のタイミングや内容を大きく変えることは難しいので、勉強前に低GIチョコレートなどで、手軽にブドウ糖を摂取しましょう。
コツ③:瞑想をする
瞑想をすることで、集中力UPだけでなく、記憶の定着やメンタルの安定など、自宅浪人生にとってさまざまなメリットがあります。
まずは3分間、慣れてきたら10分〜20分間取り組んでみましょう。瞑想のタイミングはいつでもOKです。
瞑想の方法
姿勢:背筋を伸ばす
呼吸:10秒以上かけてゆっくり呼吸(4秒吸う、6秒吐く)
注意のコントロール:呼吸に集中する(自分の呼吸を眺めるイメージ)
注意が逸れて、再度呼吸に注意を戻す時に瞑想の効果は高まるので、 注意が逸れたことにより諦めなくても大丈夫です
「お腹すいたなぁ」などが 関係ないことが頭に浮かんだら、再度呼吸に注意を戻しましょう。
コツ④:勉強前に軽い運動をする
運動をすることで、脳の血のめぐりが良くなり、全身に栄養が行き渡るので、集中力UPや作業効率UPにつながります。
どんな運動をしたらいいの?
→ランニングやスクワットなどの、少し息が上がる運動が効果的です。
勉強前、毎回運動しなきゃいけないの?
→ 朝起きてから&勉強の集中力が切れ始めたタイミングで行いましょう。
大好きな曲を2曲流し、その間に体を動かすのがオススメです。「大好きな曲✕運動」によりドーパミンが分泌され、やる気UPにつながります。
コツ⑤: 行動を習慣化する
集中力の源は、脳の前頭葉がつくり出す「ウィルパワー」です。
ウィルパワーは、勉強に集中するときだけでなく、物事を選択・思考・決断するあらゆる場面で消耗されます。
「勉強しようなか…やめようかな…」と悩んでいる間、勉強に使えるはずのウィルパワーが消耗され続けています。
そこで、あらゆる行動を「習慣化」することで、ウィルパワーを節約することができます。残ったウィルパワーを勉強にフル活用しましょう。
宅浪生が習慣化すべき行動
- 朝起きてから勉強開始するまでの行動をルーティン化
- 1週間の着る服を事前に決めておく
- 寝る前に部屋をリセットする(片付け)
「やりたくないなぁ…」とつい逃げてしまう行動ほど習慣化しましょう。
【時間編】「家」で勉強に集中するコツ3選
家で勉強に集中するには、決してダラダラ勉強をしてはいけません。そこで、集中できる勉強サイクルなどを紹介していきます。
コツ①:とにかく早起き
午前中は勉強のゴールデンタイムです。ゴールデンタイムを長く活用するためには、とにかく早起きをしましょう。
特に、朝起きてからの2時間は、人間が最も集中できる時間帯と言われています。
ゴールデンタイムをより効果的に活用するには、 勉強前ルーティーンを行いましょう。
【絶対にやるべき】朝のルーティーン
- カーテンを開けて伸びをする
- コップ1杯の水を飲む
- ブドウ糖を摂取(低GIのチョコレート効果がおすすめ)
- 音楽を聴きながら10分間運動
- 5分間瞑想
これらのルーティーンを毎朝行うことで、1日のスタートダッシュを切ることができます。
コツ②:朝は「90分勉強 → 20分休憩」
90分 → 20分は、睡眠サイクルとして体内時計に組み込まれたリズムのため、勉強に集中力できるサイクルと言われています。
インターリービング学習がおすすめ
90分を「30分×3セット」として、3つのジャンルの学習内容を取り入れることで、より集中力が高まります。
複数のジャンルを勉強することで、 脳が飽きない、違うジャンルの情報同士が結びつき「記憶が定着しやすい」というメリットがあります。
複数ジャンルの取り入れ方
英語:英単語→リスニング→リーディング(合計90分)
青チャート:微分→複素数平面→積分(合計90分)
国語:古文→現代文→漢文(合計90分)
コツ③:夕方は「25分勉強 → 5分休憩」
「25分勉強 → 5分休憩」サイクルは、ポモドーロ・テクニックと言われており、短時間の集中に効果的です。
「25分間だけ1つのことに集中する」ということを徹底するだけで、1時間ダラダラ勉強するよりも効果的です。
苦手な科目や、夕方など集中力が切れてきたタイミングで、「25分勉強 → 5分休憩」サイクルを取り入れましょう。
本では集中力についてより詳しく解説してあるので、勉強の息抜きやモチベーションが下がってきた時に、ぜひ手に取ってみてください。
あなたの宅浪LIFEを応援しています。
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